セキュリティー
悪意の研究
ネット情報で企業リスクをAI診断 与信管理のアラームボックス
取引先企業の信用度を測定する「与信管理サービス」を提供するアラームボックス(東京・新宿)は、情報源としてSNS(交流サイト)を活用する。悪意ある投稿も紛れる玉石混交の情報の中から、どのように企業のリスクを判断する材料を拾い集めているのか。
「経済安保」国益を守る
サイバー攻撃、陰の主役は「国家」 企業は太刀打ちできるか
国家間の争いは、情報工作や経済制裁などを複合した「ハイブリッド戦」の様相を呈している。その新たな戦闘手段として浮上し、脅威を増しているのがサイバー攻撃だ。国家が主導し、経済的利益のために海外企業が被害に遭うケースも多い。
Web3の正体 始まった「デジタル独立運動」
「仮想通貨は剣より強し」アサンジ氏解放へ暗号野郎たちの闘争
かつて「暗号野郎」と呼ばれる人々が社会変革運動を展開していた。今、ウィキリークス創設者の弟が現代の暗号野郎たちと組み、兄の解放運動を繰り広げる。闘争の全容を聞いた。
Web3の正体 始まった「デジタル独立運動」
「兄救え」ウィキリークス創設者の弟、強国・米に挑む
「アサンジを救え」。告発サイト「ウィキリークス」創設者の弟が先端ITで米に挑んでいる。ブロックチェーンを基盤にした次世代インターネットに移行すれば、国家の管理から逃れられると信じる者が増えている。彼らは自分たちの理想郷を「Web3」と呼ぶ。夢追い人たちの挑戦に迫る。
吉野次郎のサイバー事件簿
金正恩氏のサイバー部隊が仮想通貨930億円強奪、核開発加速
北朝鮮のサイバー部隊が狙う主な資産が法定通貨から仮想通貨に移った。核・ミサイル開発の資金源となっており、警察庁が警戒を促す。
吉野次郎の新ニホン論
記者も狙われた、ロシアのスパイ120人が日本潜入 手口を徹底解説
記者は東京都心の路上で旧共産国のスパイから唐突に接触を受けた。スパイにたらし込まれないためにも、彼らの狡猾(こうかつ)なやり口を知っておかねばならない。
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急増するフィッシング詐欺 中国闇市場で高値売買される個人情報
企業の偽サイトに誘導し、個人情報を抜き取る「フィッシング詐欺」。国内の報告件数は、1年で約3倍に増えた。急増の背景には、クレジットカード番号など日本人の個人情報を売買する海外の闇市場という存在があるようだ。
「経済安保」国益を守る
中国へ、米国へ…流出する頭脳、資金力なく見放される日本
サイバー攻撃の実行グループが日本の電機やエネルギー、自動車関連の企業や防衛関連組織を攻撃している。技術情報の窃取が目的と推測される。藤嶋昭氏、真鍋淑郎氏といった世界的に著名な研究者が拠点を海外に移している。日本の技術力が危機に直面している。
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ランサムウエアはサブスクから成果報酬型へ サイバー攻撃進化論
コロナ禍で定着したリモートワークの隙を狙っているのが、コンピューターに侵入してファイルを暗号化し、解除を条件に身代金を要求するランサムウエアだ。5月には米国の石油パイプライン大手が操業停止に追い込まれ、日本でも8月に製粉大手のニップンがサイバー攻撃で予定していた決算発表を延期した…
1分解説
セブンペイ、抱えていた「不発弾」の代償
セブン&アイ・ホールディングスが7月1日に開始したスマホ決済サービス「7pay(セブンペイ)」で不正アクセス被害が発生した。SNS上で「30万円を不正利用された」「19万円を不正にチャージされて使われた」などの被害が相次いで報告され、セブン&アイは7月3日にクレジットカードとデビ…