企業研究

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住友化学、過去最大赤字 医薬放任の転換で期す虎の子再建を待つ難路

インダストリー羅針盤

住友化学、過去最大赤字 医薬放任の転換で期す虎の子再建を待つ難路

2024年3月期に過去最大となる3120億円の最終赤字を計上する見込みの住友化学。その主な要因が製薬子会社の住友ファーマの不振だ。「特許の崖(パテントクリフ)」を乗り越える新薬を生み出せない一方でコストがかさみ、前期は同社関連だけで1800億円の減損損失を計上した。住友化学は住友…

パナソニック社長「停滞の責任は経営陣に」 変革へ覚悟求めた役員合宿

日の丸電機サバイバル

パナソニック社長「停滞の責任は経営陣に」 変革へ覚悟求めた役員合宿

パナソニックHDのDXプロジェクトで2年目の壁に直面した楠見雄規社長と玉置肇CIO(最高情報責任者)。同じ壁に直面していたある地方の大手メーカーに教えを請い、変革への覚悟を求めるための役員合宿を開くことを決めた。

パナソニック、覚悟のDX  迷宮と化した巨大システムを刷新せよ

第2特集

パナソニック、覚悟のDX  迷宮と化した巨大システムを刷新せよ

パナソニックホールディングス(HD)が全社を巻き込んだDXに取り組んでいる。社長の楠見雄規やCIOの玉置肇が号令をかけるが、現場の意識改革は容易でない。2年目に直面した大きな壁をいかに乗り越えたのか。変革の内幕に迫る。

[新連載]パナソニック社長に届いた悲鳴 「達成感なき繁忙感」が阻んだDX 

日の丸電機サバイバル

[新連載]パナソニック社長に届いた悲鳴 「達成感なき繁忙感」が阻んだDX 

パナソニックホールディングス(HD)が全社を巻き込んだDXに取り組んでいる。社長の楠見雄規やCIO(最高情報責任者)の玉置肇が号令をかけるが、現場の意識改革は容易でない。2年目に直面した大きな壁をいかに乗り越えたのか。変革の内幕に迫る。

大日本、新光電気への出資で狙う半導体の新材料開拓 基板に勝機

田村賢司の経済万華鏡

大日本、新光電気への出資で狙う半導体の新材料開拓 基板に勝機

生成AI(人工知能)の急速な普及などで需要が拡大する先端半導体を足場に大日本印刷(DNP)が新たな成長のきっかけをつかもうとしている。既に半導体の回路形成に使うフォトマスクでは、世界の有力企業になっているが、さらに先端半導体に使うガラスコアという部材でも勝ち上がろうとしている。主…

豊田章男会長肝煎り、タイにピックアップトラック投入 中国EVに対抗

東南アジアの現場を歩く

豊田章男会長肝煎り、タイにピックアップトラック投入 中国EVに対抗

トヨタ自動車を始めとする日本の自動車各社が一大拠点を築き上げてきたタイで、昨年から中国勢が主導する電気自動車(EV)シフトが本格化している。そんな中、トヨタが市場投入したのはピックアップトラックの新型車。豊田章男会長の肝煎りで開発した、低価格で現地のニーズに寄り添った新型ピックア…

味の素、GDP3500ドル超えで台頭するフィリピン中間層に冷凍食品

東南アジアの現場を歩く

味の素、GDP3500ドル超えで台頭するフィリピン中間層に冷凍食品

人口の多数を占める低所得層にアプローチする「ベース・オブ・ピラミッド(BOP)」と呼ばれる途上国向けのマーケティング手法で東南アジアに根を下ろしてきた味の素。うま味調味料では圧倒的な支持を得ている。一方、足元では中間層が急速に台頭し、所得層別階層ピラミッドは大きく姿を変えている。…

東芝の人員削減計画、5000人以下に検討後退 反発相次ぎ収拾図る

検証:東芝

東芝の人員削減計画、5000人以下に検討後退 反発相次ぎ収拾図る

東芝は5月に発表予定の大型リストラ案について、規模を縮小する検討に入った。社内で大きな波紋が広がり、コスト削減と成長力維持のバランスを議論。優秀な人材が流出すれば経営再建に打撃となるため、つなぎとめにも奔走している。

[新連載]福岡発の世界企業 西部技研、積極投資で売上高10倍に

日経トップリーダー

[新連載]福岡発の世界企業 西部技研、積極投資で売上高10倍に

工場向け空調設備の開発・製造を手掛ける西部技研(福岡県古賀市)。成長のための投資を積極的に行い、約20年間で売り上げを約10倍に向上させた。同社の成長の軌跡を追った。

日本製鉄をV字回復させた“橋本改革”の系譜と課題

テーマ別まとめ記事

日本製鉄をV字回復させた“橋本改革”の系譜と課題

日本最大の鉄鋼メーカーで、世界でもトップクラスのシェアを誇る日本製鉄。2012年に合併で誕生した同社は、事業改革を通して業績をV字回復させたことでも知られる。今回は同社のこれまでの、そして現在の取り組みについて最近の記事から振り返ってみる。

ウリケ・シェーデ教授 「舞の海戦略」で日本企業が世界をリードする

ビジネスTopics

ウリケ・シェーデ教授 「舞の海戦略」で日本企業が世界をリードする

日本企業はグローバルなバリューチェーンの最上流で活躍し、製造機械や部品や増え続ける中間財で圧倒的な市場シェアを占めている。「ジャパン・インサイド」というべきその強さを支えるのが「舞の海戦略」だ。

「失われた30年」は企業変革の期間 日本企業は再浮上する

ビジネスTopics

「失われた30年」は企業変革の期間 日本企業は再浮上する

日本企業にとって、過去30年間は「失われた時代」というよりも、抜本的な企業変革期だったと言える。なぜそう言えるのか? なぜ今、多くの日本企業が世界の技術リーダーになっているのか? 書籍『シン・日本の経営』から抜粋。

「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞は日本コンテンツによる世界上陸の第一歩

境治 メディアに明日はない

「ゴジラ-1.0」アカデミー賞受賞は日本コンテンツによる世界上陸の第一歩

映画『ゴジラ-1.0』がアカデミー賞で視覚効果賞を取った。VFXも担当した山崎貴監督は連日のように各メディアに呼ばれ、日本中が受賞を祝っている。日本映画は過去にもアカデミー賞を受賞しているが、今回は意味合いが大きく違うと思う。それを知るには、日本のこの30年ほどの映画産業史を振り…