マーケティング
マーケティングのリアル
1席6500円のプレミアム映画館 パワーファミリーがつくる物価の新基準
新宿・歌舞伎町に誕生した映画館「109シネマズプレミアム新宿」が好調だ。全席プレミアムシートを打ち出し、特に6500円の高級シートが人気。ラグジュアリーな鑑賞体験の提供が、映画のファンだけでなく富裕層の心をつかんでいる。
マーケティングのリアル
パワーファミリーの家計のぞき見「月収110万円で4割貯蓄、家事代行活用」
日経ビジネスはマネーフォワードの協力を得て、同社の家計簿アプリを使うパワーファミリーとその予備軍の計4世帯に取材。職業や世帯年収はもちろん、毎月の支出の内訳や消費傾向を詳細に聞き取った。浮かび上がったのは、ぜいたくし過ぎず堅実な姿勢。4世帯とも月収の4割前後を貯金・投資に回し、将…
マーケティングのリアル
パワーファミリー「NISAに月10万円以上」が3割 マネックス・SBI動く
資産運用に熱心なパワーファミリーを囲い込もうと、ネット証券各社が攻勢を強めている。強みの手数料の安さに加え、対面相談業務も強化。「悩みに寄り添うコンサルティング」で未来の富裕層の心をつかむ。また勉強熱心なパワーファミリーは未公開株などオルタナティブ投資にも手を広げている。
マーケティングのリアル
お受験で下克上 開校わずか6年目の私立小、慶応幼稚舎しのぐ人気
東京・世田谷に2019年に開校した私立東京農業大学稲花小学校(東農大稲花小)。24年度にようやく1~6年生がそろった新興の私立小が、伝統校ぞろいの小学校受験の世界で大躍進を遂げている。保護者への連絡はほぼオンライン。アフタースクール(学童保育)も充実させ、多忙な共働き世帯に寄り添…
マーケティングのリアル
小田原にパワーファミリー続々移住 主な支出は「教育・趣味・旅行」
パワーファミリーが住むのは都心のタワマンだけではない。今、子供を伸び伸び育てられる環境を求め、小田原に続々と移住している。独自調査を通じて彼らの消費者像を探ると「教育や趣味、旅行などにはお金を惜しまない」傾向が浮かんだ。
マーケティングのリアル
[新連載]年収1500万円の共働き世帯、10年で倍増 ワークマン・ライフ攻略へ
デフレからインフレへの転換点を迎え、安売りではなく付加価値で商売する時代がやってきた。日経ビジネスではインフレ下でも消費意欲が衰えず、高い購買力が見込める世帯年収1500万円以上の共働き家庭を「パワーファミリー」と定義。その消費行動と攻略法を徹底的に洗い出すことにした。
負けない外食
少子高齢化進む熱海・網代 地元のかつお節製造会社が飲食店で盛り上げる
熱海から電車で約15分の場所にある「網代」。かつては漁業と温泉で栄えていたが、街の少子高齢化は深刻だ。そんな網代に地元のかつお節製造業が、かつお節を扱う飲食店をオープンさせた。なぜ観光客が多い熱海ではなく、あえて網代という地を選んだのか。
酒井大輔の欧州トレンド物語
イケア、ロンドン中心部に「ライブスタジオ」 Z世代をつかむ秘策
スウェーデンの家具大手イケアが、英ロンドン中心部に進出する。水面下で準備しているのが、「ライブスタジオ」と呼ぶプロジェクトだ。店内でZ世代のクリエーターたちとコラボし、店の外のスクリーンにライブ配信する。どんな狙いがあるのか。
ASEAN牙城再建 トヨタ・ホンダ・味の素の覚悟
中間層が台頭するフィリピン 冷凍食品でも味の素、生活の変化を捉えろ
東南アジアにおいて、うま味調味料で圧倒的な支持を得ている味の素。だが経済成長に伴って生活スタイルが変われば、求められる商品も変わる。中間層の増加で冷凍食品需要が高まるフィリピンで、新市場開拓に挑む。
負けない外食
コロナ禍で閉店も同じ場所で再挑戦 料理と家具でもてなすレストラン
コロナ禍で閉店を余儀なくされた飲食店の跡地に再びお店をオープンし、リベンジに燃えるレストランがある。閉店した店舗から引き続きシェフを任されたのは、ミシュラン2つ星レストラン出身のシェフ。東京五輪で英国選手に食事を提供した実力派だ。
金融マルチアングル
花王vs物言う株主オアシス トップ人事で早くも暗黙のプレッシャー
花王に対し、物言う株主の外資系ファンド、オアシス・マネジメントが攻勢をかけている。8日の記者会見では3%以上の株式保有を明かし、事業構造改革案などで臨時株主総会の開催請求も辞さない構えを見せた。花王のトップ人事についても既に揺さぶりをかけている。
負けない外食
銀座で高級なカニを低価格で提供 元中国人留学生、11年で夢実現
「銀座八芳」は銀座に立地しながら、リーズナブルに高級海鮮が食べられる店だ。食材費が高騰する中、家賃や人件費を抑えつつ、仕入れを工夫するなどして食材費を抑え、お客さんに「安くておいしい」食体験を提供している。
酒井大輔のトレンド物語
ヘルシア売却で「緑茶サバイバル」号砲 生茶、伊右衛門も背水の陣
花王の茶カテキン飲料「ヘルシア」がキリンビバレッジに売却される。そのキリンビバレッジは生茶の大刷新を発表し、サントリー食品インターナショナルは「伊右衛門」を濃く一新する。生き残りを懸けた緑茶サバイバルレースが、いよいよ始まる。