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早稲田大学 ビジネススクール 入山章栄教授 |
早稲田大学大学院(ビジネススクール)教授の入山です。
私はこの日経ビジネス経営塾の講師を開設以来担当してきました。みなさんにとっては、担任の先生のような立場になります。
このプログラムがなぜ素晴らしく、多くのビジネスリーダー候補に支持されるのか。私は、このプログラムこそが、これからの時代に求められる学び・経験を得られる最高の機会の一つだから、と思っています。
第一は、「知の多様性」です。これらからの激動の時代、自ら変化を起こせない会社は、やがて淘汰されていきます。
したがって企業には新しいチャレンジ・イノベーションが何より不可欠です。経営学では、イノベーションの源泉は「なるべく遠くの幅広い知を得て、そして知と知を新しく組み合わせること」と言われます。現代は多くのビジネスパーソンの知の範囲が狭いために、イノベーションが起きないのです。
日経ビジネス経営塾は、超一流の経営者講師、国内最高水準である早稲田大学ビジネススクールの教授陣、そしてその学びを求めて日本全国・様々な業界から集まった仲間という、まさに知の多様性に満ちています。だからこそ、本プログラムでは圧倒的な学びがあるのです。
第二に、自分のビジネス・仕事・会社への「腹落ち感」の確立です。変化の激しい時代では、自分たちの会社が何を目指すべきか、そこで社員は何のために働くのか、の腹落ち感が不可欠です。これをセンスメイキング理論と言います。しかし、経営者・ビジネスパーソンの中には自分の仕事や会社の方向性に腹落ちがないために、前進できない方が多くいるのです。
これこそ、日経ビジネス経営塾でみなさんが培っていただけることなのです。ここでは、日本屈指の超一流の経営者が「その場限り」でみなさんとアツく議論をすることで、トップ経営者の思い、情熱、行動指針をみなさんが感じることができます。だから、みなさんが腹落ちができるのです。これは理屈ではありません。理屈ではないからこそ、経営塾という「場」に来ていただいて、感じる価値があるのです。
私自身も、「理論編」の講師としての年間複数回の講義に加え、「実践編」では経営者講師による講演の前後にファシリテーターとして、可能な限り参加します。懇親会での交流なども含め、受講生の皆さんと共に学んで行きます。いま自分の会社の、あるいはご自身の未来に変化を求めている方、最高の英知と情熱を感じたい方、ぜひ本プログラムを一緒に経験しませんか。
2024年6⽉の開講日、「日経ビジネス経営塾」にてお待ちしています。
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