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ポール・ウィリアムズ (シンガーソングライター)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ポール・ウィリアムズ(ポール・ウィリアムス)
1974年
基本情報
出生名 Paul Hamilton Williams, Jr.
生誕 (1940-09-19) 1940年9月19日(84歳)
出身地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国 ネブラスカ州オマハ
ジャンル ポップ、ロック
職業 シンガーソングライター俳優
レーベル A&Mレコード
公式サイト The Official Website of Paul Williams

ポール・ウィリアムズ(ポール・ウィリアムス、Paul Williams、1940年9月19日 - )は、アメリカ合衆国シンガーソングライター俳優米国作曲家作詞家出版者協会会長(2010年〜)。

カーペンターズスリー・ドッグ・ナイトなどへの楽曲提供者として知られる。俳優としては、『ファントム・オブ・パラダイス』(1974年)の悪役のスワン役が主な活躍である。フィリップ・K・ディックの研究家で音楽評論家ポール・ウィリアムズや、テンプテーションズのポール・ウィリアムズとは同名異人。

略歴

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1940年9月19日ネブラスカ州オマハに生まれる。1953年に父親を交通事故で亡くす。ポールには二人の著名な兄弟がいる。ひとりはNASAのロケット科学者のジョン・S・ウィリアムズ。ジョン・Sはマーキュリー計画アポロ計画に貢献したとして1969年にNASAからディステングイッシュト・サービス・メダルを授与されている[1]。もうひとりはドビー・グレイのヒット曲「ドリフト・アウェイ」の作者のメンター・ウィリアムズである。

2011年9月に行われたトロント国際映画祭でドキュメンタリー映画『Paul Williams Still Alive』が公開された。

音楽家としての代表作

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カーペンターズ

1970年8月21日に発表したシングル。全米チャート2位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、彼とニコルズが二人の名義で発表したアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)とソロ・アルバム『Just an Old Fashioned Love Song』(1971年)に収録されている。
  • 「愛しつづけて」 I Kept On Loving You (ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲)
1970年5月15日に発表したシングル「遙かなる影」のB面曲。同年8月19日発売のアルバム『遙かなる影』に収録された。リチャード・カーペンターがリード・ボーカルをとっている。
ウィリアムズ自身のバージョンは、ニコルズとのアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)に収録されている。
  • 雨の日と月曜日はRainy Days and Mondays (ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲)
1971年4月23日に発表したシングル。全米チャート2位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、アルバム『Here Comes Inspiration』(1974年)に収録されている。
1971年5月14日発売のアルバム『カーペンターズ』に収録された楽曲。
ウィリアムズ自身のバージョンは、ニコルズとのアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)とソロ・アルバム『Just an Old Fashioned Love Song』(1971年)に収録されている。
  • 愛は夢の中に I Won't Last a Day Without You (ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲)
1972年6月13日発売のアルバム『ア・ソング・フォー・ユー』に収録された楽曲。1974年にシングルカットされ全米チャート11位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、アルバム『Life Goes On』(1972年)に収録されている。

スリー・ドッグ・ナイト

1970年3月31日発売のアルバム『It Ain't Easy』に収録された楽曲。同年8月にシングルカットされ全米チャート15位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、ニコルズとのアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)とソロ・アルバム『Life Goes On』(1972年)に収録されている。
1971年9月30日発売のアルバム『ハーモニー』に収録された楽曲。1971年11月にシングルカットされ全米チャート4位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、アルバム『Just an Old Fashioned Love Song』(1971年)に収録されている。
  • 「ファミリー・オブ・マン」 The Family of Man (ポール・ウィリアムズ作詞、ジャック・コンラッド作曲)
同じく『ハーモニー』に収録された楽曲。1972年にシングルカットされ全米チャート12位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、アルバム『A Little Bit of Love』(1974年)に収録されている。

その他

  • 「サムデイ・マン」 Someday Man (ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲)
モンキーズ1969年4月26日に発表したシングル「リッスン・トゥ・ザ・バンド」のB面に収録された楽曲。
ウィリアムズ自身のバージョンは、ニコルズとのアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)とソロ・アルバム『Someday Man』(1970年)に収録されている。
ヘレン・レディが1974年6月17日に発表したシングル。全米チャート9位を記録した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、アルバム『Here Comes Inspiration』(1974年)に収録されている。
映画『スター誕生』(1976年)の主題歌。全米チャート1位を記録し、アカデミー歌曲賞グラミー賞最優秀楽曲賞を受賞した。
ウィリアムズ自身のバージョンは、アルバム『Classics』(1977年)に収録されている。
映画『マペットの夢みるハリウッド』(1979年)の挿入歌。カエルのカーミットが歌った。全米チャート25位を記録した。カーペンターズのバージョンは、日本のテレビドラマ『恋がしたい恋がしたい恋がしたい』(2001年7月8日 - 9月16日放送)の主題歌として初めて公表された。彼らのバージョンはコンピレーション・アルバム『レインボウ・コネクション〜アズ・タイム・ゴーズ・バイ』で聴くことができる。
  • 「ザ・ドリフター」 The Drifter (ポール・ウィリアムズ作詞、ロジャー・ニコルズ作曲)
ハーパーズ・ビザールのアルバム『Secret Life of Harpers Bizarre』(1968年)に収録された。ロジャー・ニコルズ&ザ・スモール・サークル・オブ・フレンズが1969年5月にシングルで発表している[2]高野寛がアルバム『TOKIO COVERS』(2013年)でカバー。
ウィリアムズ自身のバージョンは、ニコルズとのアルバム『We've Only Just Begun』(1970年)に収録されている。
  • Where Do I Go from Here (ポール・ウィリアムズ作詞作曲)
アルバム『Life Goes On』(1972年)の中で発表された楽曲で、のちに映画『サンダーボルト』(1974年)の主題歌となった。

俳優としての活動

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参考書籍

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脚注

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  1. ^ National Aeronautics and Space Administration Honor Awards”. SP-4012 NASA historical data book: volume IV NASA resources 1969-1978: NASA. 2016年3月24日閲覧。
  2. ^ Cover versions of The Drifter by Roger Nichols & The Small Circle of Friends | SecondHandSongs

関連項目

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外部リンク

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