企業・団体のSNS運用担当者にとって重要と思われる、SNS関連の最新情報をSNS支援会社コムニコ(東京・港)の後藤真理恵氏が毎月解説する本連載。今回は2024年3月~4月上旬における、米Meta Platforms(旧Facebook)の「Instagram(インスタグラム)」「Threads(スレッズ)」および、米Xの「X(旧Twitter)」と、noteの「note(ノート)」の最新情報を解説します。

(画像/Shutterstock)
(画像/Shutterstock)

 今回も、新機能などに関する発表が多かったMetaの最新動向から解説していきます。特にハッシュタグでの「検索結果」が表示されるようになった機能は、SNS運用に関わってくるポイントになりますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の流れ
  • Meta、新機能・変更点など3つの新情報
  • 認証済みフォロワーが2500人以上でXプレミアム特典を無償提供
  • note、1万パターン作れるイラスト素材集など無償配布
  • あのバズには理由(わけ)がある!~エイプリルフール編~
  • 定点観測! 業種別SNSアカウントの注目指標

Meta、新機能・変更点など3つの新情報

・Threads、「Trending Now」を米国でリリース

 2024年3月20日(日本時間、以下同)、Threads上で話題になっているトピックを表示する「Trending Now(トレンディングナウ)」機能が米国で公開されました。いずれ日本でも展開されると考えてよいでしょう。以下の画像の通り、検索ページと、AI(人工知能)による推奨コンテンツが配信される「おすすめフィード」に、最大5つのトレンドトピックが表示されます。

 トピックは、特定の話題について作成された投稿の数や、それらの投稿に反応した人数などのシグナル(各ユーザーにどのような情報を配信するかを決める、アルゴリズムに影響を及ぼす様々なデータ)を参考に、AIによって選ばれます。

 なおトピックはユーザーごとにカスタマイズされず、全ユーザーに同じ内容が表示されます。

Instagram公式ブログで発表された「Trending Now」のイメージ
Instagram公式ブログで発表された「Trending Now」のイメージ

・Threads、「フェディバースへのシェア」機能(ベータ版)をリリース

 24年3月22日、Threadsで「フェディバースへのシェア」機能のベータ版が、日本を含む複数の国で公開されました。「フェディバース」とは、サードパーティーが運営しているサーバーが互いにつながり合ってできたソーシャルネットワークのことを指します。

このコンテンツ・機能は有料会員限定です。

4
この記事をいいね!する
この記事を無料で回覧・プレゼントする

読者アンケートでお声を聞かせてください
みなさまのご回答が編集部の励みになります。ご協力のほど、よろしくお願いいたします。回答はこちらから