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実証3工場から、国内全拠点へ展開開始! 積水化学の成功事例で紐解く、確実に成果のあがるDX戦略とは 実証3工場から、国内全拠点へ展開開始! 積水化学の成功事例で紐解く、確実に成果のあがるDX戦略とは

短期間で効果が出る購買DX。積水化学が真価を実証

DXを「絶対に成功させる」には、何から着手するべきか? 積水化学の出した答えは、シンプルかつ“理に適って”いた。販売、生産、会計、人事、顧客管理など様々なDXの取り組みがある中、「短期間で確実に結果が出ること」を重視し選択。焦点を当てたのが、個別最適で行われていた間接材購買だ。積水化学では、国内だけで年間数百億円規模の間接材を購買しており、全体最適の観点から5%削減できれば、別のDX推進の原資まで生まれる。実際、莫大な投資を要するERP導入が控えており、経営負担の軽減は不可避だった。

購買DXに向け、積水化学は購買の取引データを管理し、支出の最適化を図るBSM(Business Spend Management:ビジネス支出管理)に着目。BSMは欧米で広く浸透し、経営・ITのトレンドとなっている。同社は先進技術と豊富な成功事例を評価し、BSMソリューションとしてCoupaを採用。2021年、試験的に3工場で実証を行い、成果の確認を得て2022年から国内全50社への展開を開始、2023年7月時点で24社への導入を完了した。

積水化学では、Coupa導入により紙中心だった購買業務のデジタル化が一気に進んだ。驚くのは、確実な成果とスピード感だ。

・カタログ化推進と購買意識改革により、カタログ領域で間接材購買費を10%削減
・カタログ購買率平均40%、購買業務の工数を大幅削減
・電子取引率80%以上、購買業務の平準化を実現

積水化学では今後、集中購買組織を立ち上げ、比較購買に取り組んでいく。今回話を聞いたのは、同社でDXを推進するデジタル変革推進部 デジタルソリューション推進室長 高原徹氏と、Coupa日本法人 代表取締役社長 小関貴志氏。様々な選択肢があるDXだからこそ知っておきたい、購買DXが原資を生み出す仕組みと実効性を解説してもらった。

短期間で効果が出る“購買DX” 積水化学がその真価を実証する 短期間で効果が出る“購買DX” 積水化学がその真価を実証する 短期間で効果が出る“購買DX” 積水化学がその真価を実証する

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