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2011年8月30日 (火) 09:14時点における版
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選手情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国籍 | ジャマイカ | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
競技 | 陸上競技 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
種目 | 100m, 200m | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
生年月日 | 1989年12月26日(34歳) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
生誕地 | セント・ジェームズ教区 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
自己ベスト |
100m: 9秒89(2010年8月) | |||||||||||||||||||||||||||||||||||
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ヨハン・ブレーク(Yohan Blake、1989年12月26日 - )はジャマイカの陸上競技選手、2011年世界陸上競技選手権大会男子100m金メダリスト。男子100mのジャマイカジュニア記録保持者であり、10秒の壁をセウン・オグンコヤと並ぶ史上最年少の19歳197日で越えた選手である[1][2]。100m9秒89の自己記録は2011年8月現在、ウサイン・ボルト、アサファ・パウエル、ネスタ・カーターに次ぐジャマイカ歴代4位の記録[3]。グレン・ミルズの指導を受けており、ボルトとダニエル・ベイリーの練習パートナーを務めている[4]。
経歴
ブレークはセント・ジェームズ教区に生まれた。スパニッシュ・タウンにあるセント・ジャゴ高校に通った。2007年4月、ブレークはタークス・カイコス諸島で行われたカリブ海貿易自由協定競技大会で100m10秒11のジャマイカジュニア記録を樹立した[5]。この大会では200mをも制したほか、4×100mリレー・4×400mリレーにもメンバーとして出場し大会記録を更新して優勝を飾った[6]。2009年5月、ブレークはニューヨークで行われたリーボックグランプリ100mBで優勝した[7]。続く7月、ローマで行われたゴールデンガラでブレークは目覚しい成長を見せつけた。シニアのグランプリに出場してタイソン・ゲイ、アサファ・パウエルに次ぐ3位に入り、9秒96を記録して史上最年少で10秒の壁を破ったのである[8]。
その後ブレークは2009年世界陸上競技選手権大会前の7月に行われたジャマイカ国内のドーピング検査で、同国のマービン・アンダーソンらと共に興奮剤(4-Methyl-2-hexanamine)の陽性反応を示した[9][10]。ジャマイカ反ドーピング連盟(JADCO)が組織する裁定委員会は、検出された薬物が世界アンチ・ドーピング機関の指定禁止薬物リストに記載されていないことを理由に、ブレークに対してドーピング違反の判断をすぐに下さなかった。しかしながらJADCOは指定禁止薬物ツアミノヘプタン(tuaminoheptane)に似た構造の薬物を摂取しないように選手が自制すべきであるとした[11]。委員会の裁定は世界選手権後に下される予定であったためにジャマイカ陸連はブレークらを同選手権の代表から外した[12]。2009年9月、ブレークと3名の選手に3ヶ月の出場停止処分が下された[13]。
2011年8月28日、ブレークは2011年世界陸上競技選手権大会男子100mで決勝まで勝ち進んだ。決勝はチームメイトのボルトがフライングにより失格となったが、9秒92の記録でウォルター・ディックスらを下して優勝を飾り世界選手権の金メダルを獲得した。
自己記録
種目 | 記録 | 場所 | 年月日 |
---|---|---|---|
60m (室内) | 6秒75 | ニューヨーク | 2008年2月1日 |
100m | 9秒89 (-0.4) | ロンドン | 2010年8月13日 |
200m | 19秒78 (+0.1) | モナコ | 2010年7月22日 |
[14] |
主な成績
年 | 大会 | 場所 | 順位 | 種目 |
---|---|---|---|---|
2005 | 世界ユース陸上競技選手権大会 | マラケシュ | 7位 | 100m |
2006 | 世界ジュニア陸上競技選手権大会 | 北京 | 3位 | 100m |
1位 | 4×100mR | |||
2008 | 世界ジュニア陸上競技選手権大会 | ビドゴシチ | 4位 | 100m |
2位 | 4×100mR | |||
2011 | 世界陸上競技選手権大会 | 大邱 | 1位 | 100m |
脚注
- ^ All-time men's best 100m . All-time athletics. Retrieved on 2009-08-13.
- ^ Meeting Areva 2009 Athlete biographies. IAAF. Retrieved on 2009-08-14.
- ^ Levy, Leighton (2009-07-20). Blake must wait. Jamaica Gleaner. Retrieved on 2009-08-13.
- ^ Raynor, Kayon (2009-07-23). Agent in awe of Blake's rapid progress. Jamaica Observer. Retrieved on 2009-08-13.
- ^ Reid, Tyrone S. (2007-04-10). Yohan Blake: Life in the fast lane. Jamaica Observer. Retrieved on 2009-08-13.
- ^ Finisterre, Terry (2007-04-08). 10.11 sec Jamaican junior record run by Blake at CARIFTA Games - Day One. IAAF. Retrieved on 2009-02-14.
- ^ Reebok Grand Prix New York City, NY (USA) - Saturday, May 30, 2009. IAAF. Retrieved on 2009-06-01.
- ^ Ramsak, Bob (2009-07-10).Gay powers back with 9.77 in Rome – REPORT - ÅF Golden League. IAAF. REtrieved on 2009-07-11.
- ^ Jamaican athletes fail drug tests . BBC (2009-07-24). Retrieved on 2009-08-13.
- ^ Row in Jamaica over athletes cleared of doping.
- ^ IAAF wait for Jamaica drug ruling . BBC (2009-08-11). Retrieved on 2009-08-13.
- ^ Jamaican five withdrawn by team . BBC (2009-08-19). Retrieved on 2009-08-19.
- ^ Jamaicans given three-month ban. BBC (2009-09-14). Retrieved on 2009-09-17.
- ^ Blake, Yohan biography. IAAF. Retrieved on 2009-07-11.
外部リンク
- ヨハン・ブレーク - ワールドアスレティックスのプロフィール
- "Yohan Blake showcases speed, talent at Penn Relays" - スポーツイラストレイテッド
- "Do You know Yohan Blake" - windiessports.com