プレスリリース 2014 年 7 月 17 日

スー・ワーグナー、Appleの取締役に就任

ビル・キャンベルは勤続17年をもって退任

2014年7月17日、Apple®はBlackRockの創業者ならびに取締役であるスーザン・L・ワーグナーが、Appleの取締役会に選任されたことを発表しました。同取締役会の最長メンバーであるビル・キャンベルは17年間の勤務を終えて退任となります。
ワーグナーは1988年にBlackRockを創業したメンバーの一人で、2012年中頃まで、副会長を含む様々な指導的な立場を歴任しながら、同社を世界で最も成功している資産管理会社のひとつに築き上げました。彼女はBlackRockおよびDSP BlackRock(インド)、Swiss Re、Wellesley College、Hackley Schoolの取締役も続投します。
「スーは金融業界におけるパイオニアで、彼女をApple取締役会に迎え入れられることを大変喜ばしく思います。彼女の豊富な経験、特にM&A(企業合併および買収)ならびに先進国と新興国市場を含めたグローバル事業構築の手腕は、Appleが引き続き世界中で成長を続けていくのに大変重要な価値あるものになると信じています」と、AppleのCEO(最高経営責任者)、ティム・クックは述べています。
「幅広い才能と経歴で構成されたAppleの取締役会をさらに強化してくれる人物を精力的に探してきましたが、これほどまでに傑出した方に出会えて、喜びに堪えません。スーがAppleに重要かつポジティブな影響を与えてくれることを私は確信しています」と、Appleのチェアマン、アート・レビンソンは述べています。
「私はAppleについて、常にその革新的な製品やダイナミックな経営チームの手腕を賞賛してきました。その取締役会に参画できるのは大変光栄なことです。私は、ティム、アート、その他の取締役会メンバーに対して、大いに敬意を表します。彼らと共に働けることを楽しみにしています」と、ワーグナーは述べています。
ワーグナーはWellesley Collegeにて英語と経済学のBA(学士号)を取得して主席で卒業し、University of Chicagoでは財務(金融)のMBAを取得しています。彼女はFortune誌の「50人の最もパワフルな実業界の女性」の一人に選ばれ、米国のNational Council for Research on Womenからも栄誉を与えられています。BlackRockでは、彼女は女性擁護者として引き続き、同社の女性従業員の可能性をフル活用すべくデザインされたWomen’s Initiative Networkをサポートしていきます。
ビル・キャンベルとAppleの関係は、彼がマーケティング担当シニアバイスプレジデントとしてAppleに入社した1983年に始まります。Appleの共同設立者であるスティーブ・ジョブズとマイク・マークラに次ぐ立場として、キャンベルはAppleの歴史において最長の取締役会メンバーを務めてきました。
「Appleに対するビルの貢献は計り知れず、私たちの彼に対する感謝の念は堪えることがありません。取締役会ならびに全社員に代わり、彼が指導者として、師匠として、友人としていてくれることに感謝したいと思います。ビルがApple取締役会に参画した時、Appleという会社は破綻の危機に直面していました。彼はAppleが生き長らえるのを助けてくれただけでなく、私たちを導き、単純に1997年時点では想像もできなかったようなレベルの成功を与えてくれました」と、クックは述べています。
「過去17年に渡り、Appleが第一級のテクノロジー企業として世界に躍り出るように歴史が動くのを見ることができたのは、とてもエキサイティングなことでした。また、スティーブやティムと一緒に働けたことは喜びでした。Appleという会社は今日、私が見てきたなかで最も成功している状態で、ティムのリーダーシップと彼が率いる強力なチームにより、Appleはさらに素晴らしい前進を続けていくと確信しています」と、キャンベルは述べています。
※本資料は、米国発2014年7月17日付けで、米国アップルが発表したニュースリリースを日本語に翻訳したものです。
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